第143回「音楽の館」定期サロンコンサート

スイスの名門オーケストラ、チューリッヒ・トーンハレを20年の長きにわたり率いるコンサートマスター、古沢英子の正統的な魅力溢れる本物の室内楽で至福の一時をお過ごし下さい。お席のご予約はFAX:0794-22-0902 若しくは、Eメール:musikhaus@nifty.com でも受け付けています。

満員御礼JPG写真

館長より案内ご挨拶

欧州の正統派・究極の室内楽

「オリオン・トリオ」

日時:2005年8月2日 午後7時〜9時

場所:音楽の館奏楽堂 会費:3.000円(珈琲おつまみ付き)

オリオン・トリオ(JPG写真1) (JPG写真2)

<<プ ロ グ ラ ム>>

(1)W.A.Mozart

Piano Trio C−Dur KV.548

1,Allegro

2,Andante

3,cantabile

4,Allegro

(2)Franz Liszt

Tristia

* * *休 憩* * *

 (3)Franz Schubert

Pianotrio B-Dur Op.99

1,Allegro moderato

2,Andante un poco mosso

3,Allegro SCHRZO

4,Allegro vivace Rondo 

<<オリオン・トリオ・プロフィール>>

 1985年に結成されスイスに本拠地をおいている。1986年5月に室内楽の世界的権威ボザール.トリオのマスタークラスに参加、技術を磨き同年11月にはイタリアのシシリー島で行われた国際室内楽コンクールで入賞する。2005年結成20周年にあたりチェロの津留崎直紀氏が加わり、新しい風を吹き込むこととなる。

3人共、室内楽、オーケストラとの共演、また、ソリストとして、各種の方面に活躍している経験豊かな音楽家の集まりである。このトリオの個性的でしかも等質間の強い演奏はデビュー以来ヨーロッパ各地で高い評価を得ている。古典だけではなく、現代曲にも造詣が深く、彼等の演奏には流れるような美しさと品格がある。

古沢英子 / Eiko Furusawa   バイオリン

 東京に生まれる。五歳でヴァイオリンをはじめ渡辺文江、鷲見三郎、兎束龍夫、山岡耕筰の各氏に師事する。1973年、第42回NHK毎日音楽コンクール第二位受賞。東京芸術大学音楽学部を首席で卒業後、渡欧。イギリスとスイスのスカラシップを受け、ベルン音楽院にてマックス ロスタール氏に師事。同音学院を卒業の際エドワード チュ−ミー賞を受賞。1980年 J.S.バッハ国際コンクールに入賞。同年チューリッヒ室内合奏団のコンサートマスターに就任。1985年チューリッヒ トーンハレ オーケストラの女性としては史上初めてのコンサートマスターに就任、現在にいたる。

渡欧以来、ソリストとして数々の音楽祭に出演、日本をはじめとしてヨーロッパ各地で、演奏活動を行っている。1985年Orion Trio(ピアノトリオ)を結成。日本でも数々の演奏旅行を行っている。室内楽ではRudorf Buchbinder(Schumann Piano Quintett) James Galway(Spohr Nonett) Pinchas Zukermann(Mendelssohn Oktett)Heinrich Schiff (Scubert Oktett) 又ウイ−ン、ベルリンアンサンブルなどと共演している。1993年には、チェコのプラハにてヨゼフ スーク氏とJ.S.バッハの二つのバイオリンの為のコンチェルトを共演している。1997年スイス政府よりオーケストラ指導の為ベトナムに派遣され、ハノイにて演奏会を行う。それを機に度々ベトナムやタイに指導と演奏会の為招かれている。

津留崎直紀  / Naoki Tsurusaki チェロ

 1953年北海道空知郡江部乙町(現在滝川市)生まれ。12歳からチェロを始める。1972年東京芸術大学に入学。75年フランス政府給費留学生として渡仏し、パリ国立高等音楽院(パリ・コンセルバトワール)に入学。78年同院を一等賞で卒業後リヨン国立管弦楽団入団。83年よりリヨン国立歌劇場管弦楽団に入団、現在に至る。チェロを三木敬之、レーヌ・フラショー、モーリス・ジャンドロン、ポール・トルトリエ各氏に師事。

リヨン室内管弦楽団との共演、エクサンプロヴァンス音楽祭 などに出演。またリヨン歌劇場主催の室内楽演奏会には数多くに出演し、芸大同期で作曲家の野平一郎氏に委嘱した「チェロとピアノの為の二つの肖像」の世界初演(完成版)などを行った。日本では東京、札幌などで植田克巳氏、野平一郎氏などとの共演でリサイタルを開くほか、NHK−FMにも出演。2000年にはバッハの無伴奏チェロ組曲全曲演奏会をリヨン、札幌、鎌倉で開催。2002年9月には北海道交響楽団とドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演した。今年2月バッハ/無伴奏チェロ組曲全6曲演奏会のライヴ録音のCDがライヴノーツより発売された。

ジョージ.マルティン/ Georges Martinピアノ

 1946年スイスのチューリッヒに生まれる。バーゼル音楽院において、クラウス.リンダーにピアノの手ほどきを受けチューリッヒ音楽院で、サバ.サボフ、 イヨルク.フォン.ヴィンチガーなどに師事する。

さらに指揮法をアンドレ.シャルレに、また音楽解釈法をエーリッヒ.ラインスドルフに師事する。バッハからシュトックハウゼンまでとレパートリーも幅広く、ソロ活動に加え、室内楽も手がけ、ハインツ.ホリガー、ローラント.ヘルマンらともしばしば共演している。スイス国内を始めとしてドイツ、イタリア、オーストリア、フランス、チェコ、などヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。1972年以来、チューリッヒ.トーンハレ管弦楽団の専属ピアニストでもあり、ルドルフ.ケンペやチェリビダーケ等とも共演している。親日家であり、1980年以来度々日本各地でコンサート.ツアーを行っている。

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